欧米諸国を中心とした世界の先進国では、歯科治療に用いる材料で金属を主に用いている国はほとんどありません。

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人体への悪影響を考慮し、出来るだけ金属は用いないメタルフリーという考え方が世界では主流です。

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歯の修復では、歯を削った箇所に修復物を接着剤で固定します。

 

金属は弾性があるため、修復物が金属材料だった場合、長期的に噛み続けることで変形し、修復物と歯の間に隙間が生まれやすく、虫歯の再発（二次カリエス）リスクが高くなります。

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セラミックやジルコニアと言った素材の場合は非常に硬い材料で変形しないため、修復物の隙間で虫歯が再発するリスクはほとんどありません。

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セラミックやジルコニアを用いた方が、治療の質、患者様の利益という点では高い訳です。

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日本の歯科医師のほとんどがこの事実を知っておりますが、日本の保険制度では未だ金属材料だけが適応となっているため、患者様におすすめしづらい背景があります。

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当院では、無理に保険適応外の治療をお勧めすることがありませんが、患者様利益を考えどのような選択肢があるのか、ご希望に応じてご説明致します。